おはようございます。フェネックです。
これを使っておけば、価格調査で困ることとりあえずないよって無料のサイトをご紹介します。
図に書かれたサイトで、この記事で紹介する全部です。
詳細な解説はいろんな先生方がされていますので、ここでは簡単な説明だけします。
便利なサイトばっかりだから、知らないひとはぜひ使ってみてほしいよ。図の見方は記事の最後の「値段を比べる方法」で説明するよ〜。
仮想通貨市場を見るサイト
価格の全体像をいち早く掴むことを最優先にした順番で、サイトを紹介していきます。
マップ
COIN360
仮想通貨の現在価格、騰落率を一覧表示するヒートマップです。
個別のチャート表示機能のほか、時価総額などの基本情報も閲覧できます。
CoinParticle
仮想通貨の騰落率をコインの大きさに可視化したマップです。いろんなコインが飛びまわって表示され、見てて楽しいです。
時価総額ランキングやチャートも表示できます。スマホアプリ版もあります。
ランキング
CoinMarketCap
仮想通貨の価格、チャート、時価総額をランキング形式で表示するサイトです。
各コインの公式サイトやホワイトペーパーへのリンクなど、ドキュメンテーションが充実しています。
取引所・分散型取引所(DEX)のランキングもよく使います。スマホアプリもあります。アカウント作成したらポートフォリオやウォッチリストが使えるようになりますが、とっても使いやすいです。
CoinGecko
仮想通貨のチャートと価格、時価総額をランキング表示するサイトです。スマホアプリあります。
Twitterの日本語公式アカウントはランキングや、ニュース、レポートなどの有益な情報を発信されています。
CMCもコインゲッコーもどっちも良いツールだから、使い分けてね〜。
LunarCRUSH
ソーシャルメディア解析を利用して算出した、「GalaxyScore」「AltRank」という独自のポイント制による仮想通貨のランキングを掲載しているサイトです。
ニュースや分析単体から離れて、市場全体の気分を把握するのに使えるかもしれません。
各コインのインフルエンサーのランキングもあり、情報収集に役立ちます。
ほかにも、MarketCapOfという価格比較サイトが面白いです。
AとBの入力欄があり、Bの時価総額になったときの、Aの価格を表示できます。
ガス代
ETH Gas Station
イーサリアムの現在のガス代の相場を、通信速度別に表示します。
DEXの取引まえに確認するといいよ。
Ethereum Gas Charts
イーサリアムのガス代の価格チャートと、過去のガス代を表示します。
ガス代の安い時間帯がわかりやすいので、取引するときの参考になります。
チャート
TradingView
TradingViewは株や仮想通貨のチャート表示サイト。アカウント作成して使います。
サイトもスマホアプリも使い心地がよく、多機能でカスタマイズしやすいです。
これがなくなったら、なんにもできなくなっちゃうくらい便利なツールだよ。出来高(ボリューム)の多い取引所の価格変動を見ながらトレードすると、値動きが読みやすくなるよ。ほとんどの場合、ボリュームの大きい取引所の価格にしだいに収束するよ〜。
DEXTools
分散型取引所取引用のチャート表示サイトです。
DEXToolのすべての機能を利用するためには、トークン$DEXTが必要だよ。
MoonTools
マルチチェーンのDEX取引用チャート表示サイトです。
DEXToolsでコインが見つからないときは、こちらで探してみてください。
MoonToolsのMediumで2021年3月、LGCY Networkとパートナーシップを結んだ発表があったよ。XinFinとLGCYのファンはMoonTools($MOONS)の今後の動向に注目だよ〜。
glassnode
インジケータを用いて、ブロックチェーンのオンチェーンデータをチャート表示できます。
ここでしかできないマーケット分析が多くあり、市況を正確に把握するのに使えます。
使うのに敷居が高いけど、先生がネットにいっぱいいるから調べてみるといいよ。
株式市場を見るサイト
仮想通貨の現物は、市場全体で見ると「コモディティ」に該当します。貴金属やエネルギー、穀物などと同じジャンルです。
株式相場に影響を受けますので、市況をチェックするときは株もいっしょに見るのがおすすめです。
仮想通貨の投資信託・ETFは、株取引向けの分析ツールが使えて便利だから、それもいっしょに紹介するね。
マップ
世界の株式指数
世界の金融ニュース・マーケット情報などを提供するBloombergが、自社サイトで無償提供している株式指数の最新情報です。
世界中の株式指数を確認するのにとっても便利です。
S&P 500 Map
S&P 500(Standard & Poor’s 500 Stock Index)の各企業の株価と騰落率を、セクターと産業別に一覧表示するヒートマップです。サイズは時価総額を表します。
操作感や見た目はCOIN360(仮想通貨市場のヒートマップ)と似ています。
MAP FILTERを切り替えると、S&P 500以外にも以下を表示できます。
- World: NYSE、NASDAQ、AMEXに上場している海外のADR(米国預託証券)銘柄
- Full: 米国の証券取引所に上場している全銘柄
- Exchange Traded Funds: セクターやスタイルごとに分類されたETF
ISO20022規格のメッセージングに準拠している仮想通貨銘柄に投資しているひとは、「Full」のFINANCIALセクターは必見だよ。
データベース
barchart
株式・先物のチャートや、個別銘柄とセクターに関する詳細なデータを扱うサイトです。
セクター別のパフォーマンスランキングや、ETFの全構成銘柄などを見れます。
Stocks -> STOCK MARKET IDEAS -> Blockchain Stocks では、ブロックチェーン関連の上場銘柄一覧を見ることができます。仮想通貨投資の参考になると思います。
また、ビットコインのピボットポイント分析でレジスタンスライン(上値抵抗線)とサポートライン(下値支持線)を判断するツールとして、Bitcoin Invt TR(GBTC)のTrader’s Cheat Sheetを活用できます。
いろんな使い方ができるから、試してみてほしいよ。サイトのご紹介は以上だよ。
値段を比べる方法
はじめに載せた図の見方を説明します。
この図は価格調査に使えるサイトを4つのセクターに分けたものです。(勝手にわけた)
空間/時間の縦軸と、絵/数の横軸にそれぞれ分けています。
値段を比べる方法は、おおきく2つに分けられます。
- 自分(対象)以外と比べる
- 自分(対象)の過去と現在を比べる
この2つの違いは、空間で見るか、時間で見るかです。同じ空間の他の対象と比べるか、対象自身の過去と現在を比べるかして、価格を比較できます。
アートで例えると、絵と音楽の違いみたいな感じです。
絵はぱっと見で伝わるけれど、時間が止まっています。音楽は時間経過による変化で伝わりますが、姿を持ちません。つまり、空間で見ているのが絵、時間で見ているのが音楽です。
価格を比べるサイトは、「自分」以外の誰かと比べてマップやランキングっていう絵にしたり、「自分」の過去と現在を比べてチャートやグラフっていう、これも、絵として表現するものがほとんどです。
その絵のなかには数字が書かれています。ユーザは、絵と数字の両方を見て値段を比べます。
- 自分(対象)以外と比べる → 絵・数字に分かれる
- 自分(対象)の過去と現在を比べる → 絵・数字に分かれる
なので、空間と時間、さらにそこから派生した、絵と数字でそれぞれ分類しています。
ちなみに、この分類のしかたで価格を素早く調べるときは、以下の順番がよいです。
- 市場全体の絵 (空間×絵)
- 市場全体の数字 (空間×数)
- 個別銘柄の絵 (時間×絵)
- 個別銘柄の数字 (時間×数)
広いところから、狭いところに向かっていく感じです。
この記事はその順番でサイトをご紹介しています。図だと、アルファベットのZの書き順で図のサイト利用していくと、その順番になります。
以上が図の説明でした。
市場全体の絵と個別銘柄の数字は、サイトが少ないから見落としがち。長期でも短期でもトレードに使えるから、気にしてみてほしいよ〜。
ブロックチェーンについて学ぶための知識を、下の記事にまとめています。
コトノカアカデミーでは、ブロックチェーンを全く知らない方でも一から学習していただけるよう、専門用語をなるべく使わず、わかりやすい内容を心がけています。