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【定番翻訳ツール】インターネットの日本語割合はたったの2.6%!外国語の情報を集めよう

このブログでは日本語以外に外国語、とくに英語での情報収集をおすすめしています

理由のひとつは、インターネットで現在最も多く使われているのが英語だからです。

もうひとつは、ネット上の日本語の割合が年々下がってきているからです。

普段から外国語に慣れ親しまれている方にも、べつに日本語だけで十分だよって方にも、知っておいてほしいお話をします。

インターネットのおよそ半分が英語と中国語

日本語は日本人にしか読まれない?

仮想通貨投資をされている方は、外国語にふれる機会が多いと思います。

暗号空間に馴染まれた方や情報系の職業の方には、得意なひとも多そうです。

ですが、英語のニュース記事を翻訳なしで読む人はいても、字幕のないアラビア語のニュース番組を観る人はそんなにいないと思います。観ますか? アラビアのTV。

観ないのはアラブに住んでないからですし、日本語だけでも情報がたくさん手に入るので、わざわざ観る必要がないからだと思います。ポルトガルTVも、観ませんよね。

でも、実際のところどうなのでしょう?

観なくても大丈夫と、言い切ってしまっていいのでしょうか。

海外発の一次ソースの情報が、日本語で十分流通しているのかどうか。これには、外国の方が日本語にふれる機会の多さが関係してきそうです。

言語間の力関係がわかれば、その答えが自ずと見えてきます。

ドイツの企業Statistaによるデータ分析

市場・消費者情報のオンラインデータプラットフォームを運営しているドイツの企業Statistaの調べによると、インターネットで使われる言語のうち、日本語の割合はたったの2.6%です。

日本語と比べると、日本語以外の言語がなんと約37.5倍も多い計算になります。

じつはネットだと、アラビア語やポルトガル語よりも日本語は少数派なんです。

Most common languages used on the internet as of January 2020, by share of internet users

このグラフは、Statistaが公表している『2020年1月現在、インターネット上で使用されている最も一般的な言語』という集計です。

1位の英語と2位の中国語だけで、全体の45.3%を占めているのがわかります。

これが、英語での情報収集をおすすめするひとつめの理由です。

中国は、政府によるインターネット規制が厳しく情報がなかなか外にでてきません。

そういった意味でも、検索対象としての優先度は英語のほうが高いです。

中国のネット規制の例として、ブロックチェーンの利用制限があげられます。
中国ではパブリックチェーンを利用できません。中国のブロックチェーンは全て、アクセス権の設定されたパーミッションチェーンに基づく必要があります。

各言語圏でのマーケット規模やGDPなどが情報の質と結びつくと考えた場合もおなじく、2016年時点の『世界でもっとも影響力のある言語ランキング』で2位中国語のスコアを大きく引き離した1位の英語が重要になってきます。(ランキング結果は計算方法に左右されるため、Statistaの統計のほうが大事です)

一方、日本の割合はというと全体の2.6%。

決して少なくはありませんが、実は、この調査の3年前から減っています。

Statistaは2017年3月にも同じ調査を実施しているのですが、そのとき約3.2%だった日本語の割合は2020年1月に0.6ポイント下がり、2.6%に落ちているんです。

割合が低下しているということは、日本語でネット検索したときに知りたい情報の見つかる確率が、日本語以外での検索と比べて相対的に下がってきているということです。

これがもうひとつの理由。日本語以外からの情報収集を勧める根拠です。

どうして日本語の割合が減ってきてるの?

インターネット上の日本語の割合が減っているのは、次のような要因が挙げられます。

  • 日本の出生率の低下、および経済の停滞
  • 他国のネットユーザ数増加

日本自体の衰退に加えて、他国の隆盛がその差に拍車をかけています。

令和2年の総務省の情報通信白書によると、満6才以上を対象にした個人のインターネット利用率の推移は、2017年から2019年にかけて80.9%から89.8%に上昇していると報告されました。日本のネット人口は、ほぼ頭打ちです。ネット上の日本語の割合は、今後も低下し続けることが予想されます。

ネット上から日本語が減ると、情報の視野が狭くなる必然に加えて、デマを信じる人が多数派になりやすい危険が高まるよ。客観的なデータベースを判断材料にしながら、外国語のサイトからも情報を集めて身を守ろう〜。

定番翻訳ソフトの無料機能だけで頑張れる!

有償のものも無償のものも、翻訳ツールにはたくさんの種類があります。

色々試すのが理想ですが、定番ソフトの無料機能で事足りることもけっこう多いです。

Google翻訳とDeepL翻訳で使ったことのない機能、ありませんか?

とっても便利な翻訳ツール、使わない機能があるのはもったいないです。

ここでは、Google翻訳とDeepLを使って情報収集する方法をお伝えします。

いつも使ってらっしゃるかたも、一度使い方を整理してみませんか。

Google翻訳とDeepL翻訳の各得意分野

各ソフトの得意分野を一覧表にしてみました。

●:すごく便利 △:補助で使える ×:未実装 -:非対応

調査年月日: 2021年8月23日

動作確認バージョン(スマホアプリ):
Google翻訳「6.22.59252」 / DeepL翻訳「1.3(65146)」

表の「翻訳対象」ごとにそれぞれの特徴を比較していきます。

テキスト翻訳

スマホよりPCが操作しやすくて楽ちんだよ。

Google翻訳の、PC用のChrome拡張機能がとっても便利。
Chrome向けの拡張機能ですが、Braveでも動作します。ただし、Chromeと違って翻訳機能を常に有効に設定しておくことができないので、ページ更新の都度「このページを翻訳」しないといけないのがちょっとだけ手間です。

DeepLは精度の高いAI翻訳をおこなえます。
PCアプリはWindows/Macともに対応しています。デフォルトのショートカットキーがとても便利で、文字列を選択した状態で「コマンドキー」(Windowsは「Ctrlキー」)を押しながら「c」を2回押すと、アプリ起動&選択文字列を貼り付けしてくれます。
YouTubeの翻訳が片言でわかりにくいときに、ウェブページの「文字起こしを開く」で表示させた字幕のテキストをコピーしてDeepL翻訳する使い方もおすすめです。

ドキュメント翻訳

スマホは非対応、PCだけの機能だよ〜。

Google翻訳のウェブページでできるドキュメント翻訳がとっても便利です。
ただし、PDF読込み時に不要な改行が入り、訳がおかしくなる場合があります。
(対応拡張子: doc / docx / odf / pdf / ppt / pptx / ps / rtf / txt / xls / xlsx)

DeepLもドキュメントを翻訳できますが、対応拡張子がdocx / pptxの2種類のみ。
どうしてもDeepLで翻訳したいときは、ファイル内テキストをコピペします。

画像翻訳

スマホアプリのGoogle翻訳だけの機能だよ。

OCR(光学文字認識)の精度が高く、デザイン性の高い特殊フォント以外ならほぼ使えると思います。カメラがけっこう斜めになっていてもちゃんと翻訳してくれます。

個人的には、Telegramを簡易的に翻訳したい場合などに使っています。翻訳したい部分のスクリーンショットを撮影して、その画像を読み込ませるだけ。
Twitterでタイムラインに流れてきたスクリーンショットの翻訳にも使います。

音声翻訳

スマホのDeepLだけで使えるねぇ。

DeepL翻訳のリアルタイム翻訳機能が便利です。
翻訳は速く、GUI(画面や操作性)は直感的にわかりやすくて使い心地がいいです。訛りが強いと単語を認識できない場合がありますが、会話速度を落とすと改善されます。

Google翻訳のリアルタイム翻訳機能は、現在日本語非対応のため使えません。
GUIもいまひとつで、集音自動終了までのタイムアウト時間も短いので使いにくいです。Googleドキュメントに録音機能がありますが、ちょうどあれに近い感じです。

用途によって翻訳ツールを使い分けよう

表にまとめてざっくりと振り返ります。

このように、有名な翻訳ソフトだけでも十分な機能を確保できます。

文章はPCで、画像と音声はスマホで翻訳するのが基本です。

そのうえで、音声はDeepL、そのほかはGoogle翻訳を使うのが効率的です。

不便に感じた段階で、別の翻訳ソフトを探してみるといいかもしれません。

特にリアルタイム翻訳は、POCKETALKなど有料の製品に頼るのもいいかも。

外国語に目を向けることは、知識を広げて自分やまわりの人の身を守るだけじゃなく、世界中のさまざまな出来事と向き合って、共通の問題に気づくことでもあります。

日本語以外の情報を収集して、ぜひ幅広い視点を養っていきましょう〜。

DeepLは開発者向けに、翻訳用のAPIを提供しているよ。これから先、いろいろなソフトウェアに翻訳機能が実装される助けにきっとなると思うよ。

ブロックチェーンについて学ぶための知識を、下の記事にまとめています。

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