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【おすすめ】ISO20022関連銘柄で始めるインフラ投資

このブログでは、ISO 20022に関係する仮想通貨への長期投資をおすすめしています。

今日するお話は、その投資理由についてです。ISO 20022の基礎知識と具体的な銘柄については、過去記事を参照しつつお話を進めさせていただきますね。

長期・分散投資におすすめの取引所は、下の記事を見てね。

国際規格ISO20022とは

ISO 20022ってご存知ですか? 国際送金で使われている世界的な標準規格です。

国際送金サービス・決済プラットフォームを提供しているSWIFTは、金融サービスの既存のメッセージ規格MTフォーマットからMX(ISO20022)フォーマットへ移行します。40年以上前に構築されたアナログな手続きが、アップグレードされるのです。

新旧フォーマットの並存期間は2022年11月〜2025年11月の3年間の予定で、それ以降はISO 20022メッセージングが義務化されます。その影響は、1日平均5兆ドル(約650兆円)を決済しているSWIFTの関与する、200もの国と地域に及びます。そして、Fedwire、Clearstream、Euroclear、Target2、Target2-Securitiesなどの決済システムはすべて、同規格に基づいて稼働します。既に移行済みのものもあります。

仮想通貨のなかには、このISO 20022規格のメッセージング(通信方式)に直接、または間接的に準拠するトークンがあります。ISO 20022エコシステムの一端を担う仮想通貨です。仮に今だけ、それらを「ISO 20022銘柄」と呼ぶことにします。

仮想通貨の仕様がISO 20022規格で定められているわけじゃないよ〜。

具体的な銘柄は、下の記事でいくつか取り上げていますのでご参照ください。

各ブロックチェーンネットワークは、さまざまな方法でISO 20022エコシステムに参加します。業界も分野も技術も多種多様です。トークンを発行しているチェーンも、していないチェーンもあります。

ここで投資対象になるのは、この発行されたトークンのうち、仮想通貨取引所に上場しているものです。そのなかでも、L1(レイヤー1)ブロックチェーンのトークンへの長期投資をとくにおすすめします。

ブロックチェーンネットワークの通信機能は、階層(レイヤー)構造になっています。OSI参照モデルに近い考え方です。レイヤー1とは、Bitcoin・Ethereumなどのベースネットワークと、その基盤となるインフラストラクチャのことを言います。そして、レイヤー2はオフチェーン(ブロックチェーン外)でトランザクションを実行する技術で、L1のスケーラビリティ問題を解決するなどの役割があります。EthereumエコシステムでいうEthereumがL1、PolygonはL2です。L1ブロックチェーンは、取引の検証・確定に他のネットワークを必要としません。

どうしてISO20022銘柄投資なのか

DeFiは伝統的金融のありかたを変える

他にもっとVC(ベンチャーキャピタル)周りで盛り上がっているプロジェクトがあるのに、なぜ今更銀行を? というご意見は、たしかにそのとおりだと思います。

PolkastarterやSeedifyなどのローンチパッドで新規ビジネスの立ち上がる瞬間に誰もが立ち会うことができるのは、過去に類を見ないエキサイティングな体験ですし、トークンセールは魅力的な投資機会です。

ですが、ブロックチェーンはまったく新しい技術でしたか? 既に利活用されている、既存の技術の組合せで成り立っているものだったのでは? そう考えると、TradFi(伝統的金融)へのDeFiの逆輸入という潮流を無視するわけにはいきません。ここで気にしなくてはいけないのは、金融業界内におけるパワーバランスの問題です。

ISO 20022銘柄の守備範囲が銀行・金融サービスだけではないという事実も重要です。

長期的に大幅な成長が見込まれる

ISO 20022銘柄をおすすめする理由は、長期的な需要が見込まれるからです。また、世界各国でその技術が採択されている現状と比べて、過小評価されているからです。

そして、実需で比べたとき、L2ブロックチェーンはL1ほどの価値は見込めません。なぜなら、L1はプラットフォーム、L2はそのプラットフォーム上で稼働するサービスの役割を果たすからです。それらは競合しているわけではなく、あくまでも共存共栄の関係にあたります。これが、L1を投資先としておすすめする理由です。

それがなくては生活が成立しなくなる事柄に、ISO 20022規格は深く結びついています。いわゆる、広い意味でのインフラストラクチャーです。それは、もう未来の話ではありません。仮想通貨の送金にはどの銘柄を使っていますか? 今日開いた仮想通貨ウォレットは何で出来ていますか? 購入した不動産STOは? 利用したDeFiは? その担保は? あなたはどこのネットワークに、ステーブルコインを逃しましたか?

低い学習コストで仮想通貨投資に参加できる

ブロックチェーンは複数機能(分散化台帳、暗号化、P2Pネットワーク、コンセンサスアルゴリズム、スマートコントラクト:プログラマブルなバリデータ、など)の集合技術であるため、ソフトウェア開発の知識をある程度持っていなくては、プロジェクトの良し悪しを判断するのが困難です。そのうえ、トーケノミクスやDAOといった経済の要素がそこに加わるため、その全容を理解できるのはほんの一握りの人だけです。

その点、エンタープライズで主に用いられるISO20022銘柄は、ユーティリティベースのソーシャルな情報をニュースサイトなどから得やすいため、ソフトウェア技術に明るくないひとがファンダメンタルズ分析を行いやすく、比較的低い学習コストで仮想通貨投資に参加することができます。これはかなりの強みです。

ただし、発信者の社会的立場から、その情報の真意を汲み取るスキルが大切になるよ。エンタープライズブロックチェーンのニュースサイト選びは、下の記事を参考にしてね。

あとがき

官民一体の規制・管理のもとで活用される技術、というところもISO 20022が過小評価される要因のひとつかもしれません。これは、リバタニアリズムの牽引するDeFiやDAOの精神と相反するものです。

ISO 20022銘柄へ投資するという行為は、今まさに起きているブロックチェーン革命の、極めて現実的な落とし所への支持を表明する作業という見方もできます。しかし、それは国家への服従を意味しません。権力への屈服でもありません。

私たちは本当は知っています。自由は制限の中で育まれることを。そして、その自由と命名されたキャラクターの生い立ちを気にする登場人物は、もはやどこにもいなくなります。自由の故郷は、いつかぼんやりと忘れ去られることを望んでいます。

物流、農業・食品、製造、エネルギー、ヘルスケア、メディア、銀行・金融サービス、保険、通信、小売・eコマース、政府機関。ブロックチェーンプラットフォームの採用が、静かに進められつつあります。

下の記事につづくよ。次回は銘柄の選びかたと、投資方法をお伝えするよ。