レポート

【2021年版】おすすめ!人気の仮想通貨ウォレット5選

おはようございます。フェネックです。

先日、Coin Club JapanのYusukeさんから「よさげな暗号資産ウォレット調べてくんない?」との調査依頼を受けました。

それで「いいよ〜」と引き受けて、よさげな暗号資産ウォレットを探しました! そんなわけで今日は、そこで調査協力した内容をお伝えできたらなと思います。

Yusukeさんの動画チャンネルにも遊びに行ってみてほしいよ。国内だと目にする機会のすくない、有益な情報をたくさん扱われているよ〜。

ソフトウェアウォレット5選

仮想通貨ウォレット、どんなのを使われていますか?

ハードウォレット? それともソフトウォレット? もしかして、ペーパーウォレットで金庫に厳重に保管されてたりしますか? それとも、取引所にそのまま・・!

どれかひとつ、これなら信頼できるっていうまとめて保管する用のものだったり、すぐ取引できるようにとりあえずここに置いとこう用のものだったり、ウォレットにもいろんな使い方がありますよね。

今日はなかでも人気があって息の長くなりそうな、安心して使えるソフトウォレットにフォーカスして、その特徴とともにご紹介します。

今日ご紹介するウォレットは次の5つ。すべて無料のソフトウェアウォレットです。

  1. coinomi – 公式サイト / Twitter / 取扱銘柄
  2. Exodus – 公式サイト / Twitter / 取扱銘柄
  3. Trust Wallet – 公式サイト / Twitter / 取扱銘柄
  4. MetaMask – 公式サイト / Twitter / 銘柄情報なし
  5. Atomic Wallet – 公式サイト / Twitter / 取扱銘柄

使う人がたくさんいるウォレットほど機能が充実したり、セキュリティが高くなったりとサービスの質が向上しますし、サポートが突然終了してまた別のウォレットを1から探さないと・・みたいなアクシデントが将来起きにくくなります。

ですので、ここで取り上げるものは長期投資に向いていると思われます。

XDCホルダーの方は、ご紹介するなかに正規でXDCを保管できるものがないから、公式でサポートしててハードとソフトの両方対応しているD’CENT Walletがおすすめだよ〜。

coinomi – 安全性が高く取扱銘柄が豊富

公式サイト / Twitter / 取扱銘柄

ウォレットで一番重要なのは、やっぱり安全性だと思います。

もちろん一番安全なのはコールドウォレットで保管する方法なのですが、Ledger NanoやTrezorなどのハードウォレットを用意するのには費用がかかります。考え方によっては、むっちゃ安全で無料のソフトウォレットを使って、そのぶんで浮いたお金を投資にまわす、というやり方もあるとおもいます。

その方法に共感できるひとに導入を検討してほしいのが、coinomiです。

概要

[対応機器] モバイル: iOS、Android / デスクトップ: Windows、Mac、Linux
[取扱銘柄] 仮想通貨: 1,770種類以上 / NFT: ERC-721

銘柄が多くて、送受信手数料ゼロ、Simplexでクレジットまたはデビットカード払い可能、Seg-Witに対応、あとライブチャットでサポートしてくれるよ。Seg-Wit対応だと、誤送金で資産が失われるリスクがあるけど、手数料が安くなって送金速度が上がるそうだよ。

安全性の高いところ

coinomiはかなり早い時期にマルチチェーンに対応したソフトウェアウォレットで、これまでに一度もハッキング被害にあったことがありません。2014年にリリースされてから長年運用されていますが、公式サイトに記載された情報によるとcoinomiが原因で資産を失った人はいないそうです。

アカウント作成・認証不要でKYCもありません。ウォレットとIPは関連づけられず、トランザクション追跡はされないみたいです。秘密鍵がデバイスから離れることもなく、プライバシー・匿名性に優れています。

ウォレット内蔵のブラウザからdAppにアクセスしてDeFiサービスを利用できるので、外部サイトにアクセスする手間が省けますし、coinomiアプリ内で売買が完結するのでウォレットの安全性を活かすことができます。

また、ブロックチェーンベースのデジタルIDがウォレットに内臓されています。IDは分散化して保存されるので、ハックされる確率が低いです。追加される仮想通貨銘柄にも細心の注意を払っていることが、サイトに書かれています。取扱銘柄が多いので、こういったところに気遣いがあるのは嬉しいです。

ステーキングに対応している銘柄はこちらをご参照ください。

開発者

coinomiは2014年創業、現在は世界中に従業員を抱えているそうです。ライトニングネットワークや、アトミックスワップなどの機能追加にも今後対応予定だそうです。

Exodus – 初めてのウォレットに最適

公式サイト / Twitter / 取扱銘柄

coinomiは使いやすいのですが、ステーキングに一手間かかったり、送金先アドレスを間違えると資産が失われたりと、初めての方にはすこし敷居の高いところがあります。ウォレットを使うのが初めてで、どれを選べばいいのかわからないって悩まれてる方は、次にご紹介するExodusウォレットをおすすめしたいです。

概要

[対応機器] モバイル: iOS、Android / デスクトップ: Windows、Mac、Linux
[取扱銘柄] 仮想通貨: 145種類以上 / NFT: 非対応
[ハードウェア] Trezor One、Trezor Model Tを統合 (115銘柄以上対応)

秘密鍵と取引データは暗号化されて個人データは非公開、アカウントの登録とKYC不要、デスクトップ版とモバイルアプリを同期できたり、ワンタッチでステーキングできたり、使うのに困らないよ。2021年10月25日現在、NFTは今後対応予定だそうだよ。それと、ステーキングはデスクトップ版で「Rewards」機能をインストールするとできるようになるよ。

初めての方にやさしいところ

Exodusは誰でも扱いやすい、サポートの行き届いたウォレットです。

画面は綺麗で見やすく、操作は簡単です。操作時の軽やかなモーションが気持ちよくて、触っていて楽しいです。デザインを見てピンときた人は普段眺めるだけでも楽しめると思います。

Trezorに対応しているのも、初めて選ぶウォレットに最適なところです。ソフトウォレットに保管している仮想通貨をハードウォレットに移し変えたい場合も、Exodusなら保管しているほとんどのアセットで、すぐに移動させることができます。

Trezor WalletはLedger Nano同様、業界標準といっていい有名どころのハードウェアウォレットなので、通販でも手に入りやすくて安心です。

Keepaで分析してみたけど、Amazon.comだとTrezor Oneのほうが1.5倍くらいたくさん売れてるっぽいよ〜。

QRコードを使った送受信は、送信先アドレスにエラーがないかを自動チェックしてくれるので誤送信の心配がなく安全です。

もしなにかあったときにも、24時間365日のヒューマンサポートの窓口が開いていてメッセージでやりとりできます。ヘルプも充実しています。

QRコードもそうですが、Exodusはアプリの設計そのものが親切で、例えばウォレットアプリ内で仮想通貨の簡単な説明を見ることができたりもします。SNSへのリンクもよく使うのでありがたいです。

開発者

ExodusはJP RichardsonさんとDaniel Castagnoliさんのお二人によって設立されました。システムエンジニアのJPさんの公開した200以上のオープンソースライブラリは、仮想通貨関係のソフトウェアに頻繁に用いられているそうです。クリエイターのDanielさんは、アップル、BMW、ディズニー、ルイヴィトン、ナイキなどでお仕事された経験を生かし、Exodusのきめ細やかなデザインを制作されました。

Trust Wallet – 多数銘柄をまとめて保管

公式サイト / Twitter / 取扱銘柄

Exodusは保管できる銘柄の少なさが弱味なので、たくさんの銘柄をひとつにまとめて管理されたい方はTrust Walletと相性がいいかもしれません。ユーザ数1000万人を超える、Binance公式のウォレットです。

概要

[対応機器] モバイル: iOS、Android ※デスクトップ非対応
[取扱銘柄] 仮想通貨: 100万種類以上 / NFT: ERC及びBEP-721・1155

ステーキングできたり、Trust DApp Browser機能でPancake Swapでイールドファーミングできたりするよ。スマホ用だけど、日本語対応で使いやすいよ。

取扱銘柄が豊富なところ

多くのチェーンに対応していて、たくさんの種類の仮想通貨を保管できるウォレットです。

Binanceスマートチェーン、Ethereumネットワーク上のあらゆるdAppに接続可能です。Trust DApp Browser機能によってDEX(Pancake Swapなど)に接続して取引するときにも、保管できるかを心配する必要がありません。NFTも、すべてのERC-721/1155及びBEP-721/1155を保管できます。

iOSだとアプリにDApp Browserがないから注意だよ。Pancakeを使うときは下の画像みたいにウェブブラウザで直接アクセスして、接続時にTrust Walletを選んでね。

開発者

Trust Walletはオープンソースのプロジェクトです。

拡張性があり、取り扱える仮想通貨銘柄は今後も増えていくことが予想されます。

MetaMask – 便利に使えてハードも対応

公式サイト / Twitter / 銘柄情報なし

Trust Walletはモバイルのみ対応しているため、普段そんなに外出されない方にとっては使いにくいかもしれません。次にご紹介するMetaMaskは、デスクトップのウェブブラウザ拡張機能が便利です。

概要

[対応機器] デスクトップブラウザ / モバイル: iOS、Android
[取扱銘柄] 仮想通貨: ERC-20 / NFT: ERC-721 ※カスタムでチェーン追加可能
[ハードウェア] Trezor、Ledgerを拡張機能でサポート

デバイス上でパスワードとキーが生成されるから、本人しかアクセスできないよ。拡張機能でハードウォレットのTrezorとLedgerをサポートしてて、安全性も高いよ〜。

便利で使いやすいところ

アプリでもブラウザでも使える、汎用性の高いオープンソースのマルチチェーンウォレットです。いろんなシーンで活躍する、対応のdAppもかなり多い便利なウォレットです。DeFi利用者やNFTの好きな方、クリプトゲーマーには欠かせないウォレットではないでしょうか。

カスタムでネットワークを追加すればマルチチェーン対応可能ですので、さまざまな規格のトークンやNFTを保管することができます。操作が直感的で使いやすく、初めての方にもおすすめです。日本語に対応していますので、英語が苦手な人でも大丈夫です。アクティブユーザ数1000万人超えも頷けます。

開発者

MetaMaskを開発しているConsenSysは、ニューヨークに拠点を置くEthereumソフトウェアのリーディングカンパニーです。MetaMaskのほか、Infura、Quorum、Truffle、Codefi、Diligenceなど、何百万人ものユーザにそれぞれの分野でサービスを提供しています。

MetaMaskはオープンソースのプロジェクトです。

世界各国の技術者の協力によって開発が成り立っています。

Atomic Wallet – ステーキングと報酬制度が充実

公式サイト / Twitter / 取扱銘柄

仮想通貨の種類をたくさん保有されている方のなかには、できればウォレットに保管しながらステーキングもしたいって方がいらっしゃるかもしれません。Atomic Walletはそんな方におすすめです。

概要

[対応機器] モバイル: iOS、Android / デスクトップ: Windows、MacOS、Linux
[取扱銘柄] 仮想通貨: 300種類以上 / NFT: 非対応

名前のとおり、アトミックスワップの先駆けのウォレット。秘密鍵がデバイスを離れることはなくて、アカウント認証やKYC不要だから、プライバシーもちゃんと守られるよ。ライブチャットや電子メールでいつでもオフィシャルのサポートを受けられるよ。

リワードプログラムの充実しているところ

基本機能でステーキング可能な仮想通貨の種類が多いウォレットです。

ガバナンストークンAWCを保有していると、メンバーシップ特典で最大1%キャッシュバックを得られます。

トークンの保有額に応じて会員クラスが変化し、キャッシュバック額に違いが出てきます。そのほかにも、ウォレットを利用するうえでの各種割引やアフィリエイト、報奨金制度などの特典があります。

開発者

Atomic Walletは、Konstantin GladychさんとCharlie Shremさんのチームによって制作されました。CEOのKonstantinさんはデータサイエンスの博士号を取得していて、Changelly.comの共同創設者兼CEOです。Changelly.comは月に200万人を超えるアクティブユーザのいる仮想通貨取引所です。Charlieさんはアメリカの起業家で、Bitcoin Foundationの元副会長です。Bitcoin Foundationは2012年に設立された非営利団体で、ビットコインの標準化・保護・利用促進を行っています。

CoinMarketCap、Block Chair、Binance DEX、SimplexなどがAtomic Walletのパートナーです。

あとがき

よさそうなウォレットはありましたか?

どれもそれぞれ個性や魅力があるので、よければ使ってみてくださいね!

今日は簡単な説明だけになりましたが、ご紹介したウォレットも含めてぜひ一度お調べになって、一番ご自身に合ったものを見つけてもらえると嬉しいです。5つに絞るために候補をかなり削ったので、ほかのウォレットもぜひ発掘していただきたいです。

ハードウェアウォレットも使ってみたいよ、って方には、定番のLedger NanoとTrezorをおすすめしたいです! どちらのウォレットも、ひとつ持っているだけで十分なくらい保管できる銘柄が多いです。取扱店舗やユーザの数も多いですので、なにか困りごとがあったときにも解決しやすいです。

TREZOR

遊びに来てくれてどうもありがとう。
Twitterフォローしてくれると嬉しいよ。